親の施設入所と共に実家のこれからについて考えました
兵庫県空き家運用
Q1. 弊社を知ったきっかけを教えてください。
A1. フル・プラスさんが開催していた【空き家の活用セミナー】の広告を見つけ、
それに参加したのがきっかけです。
Q2. 空き家になった経緯と活用について考えだしたきっかけをお聞かせください。
A2. 母が住んでいた家、私の実家にあたるのですが、母が高齢になり施設へ入所する
ことを機に誰も住まなくなりました。月に一度程度は実家に出向き掃除等はしていたものの、
負担に感じていたのは事実です。母は恐らく施設を出ることはないし、私自身も今は別の場所
で家があるので、実家に戻ることはないこともあり、この家の処分方法(売却)について考え始めました。
しかし、母名義の家であり、その母は家に帰れることを望んでいるようで、母が生きている間に売却を
することはできませんでした。そこで、このまま所有しながら活用することができないかを調べるように
なりました。
Q3. お母様名義の不動産を活用するのは難しくなかったですか?
A3. 私は全くの素人で、誰の名義であるかということはあまり意識していませんでした。私の実家
なんだから、私の意志で何でもできると思っていましたが、実際はそうではなかったようです。
フル・プラスさんが、母親の名義である建物を私が運用できる方法をアドバイスしてくださり、
まずは母と私とで、第三者への転貸を目的とした”使用貸借の契約”を締結しました。私はその借りた
建物に改装工事をし、改装工事をした家を第三者(入居者)へ貸し、自分の実家を運用することにしたのです。
フル・プラスさんから契約内容について丁寧な説明を受け、書類の準備もしていただき、難しさは感じませんでした。
A4. 賃貸経営なんて経験がなかったこともあり、不安についてはスタートした今でもあります。
しかし、今回はフル・プラスさんが10年間の借上げをしてくれるということで、毎月一定の家賃
収入があることが約束されていて、また、賃貸に関する契約書の準備や手続き等全て行ってもらい、
しかも建物の管理からも解放され、私にとっては、願ったり叶ったりのご提案だったこともありスタートできました。
A5. 改装工事をした後の実家は、形はそのままでもすっかり綺麗になり、キッチンも新しく、間取りも
新しくなり、今時の家に生まれ変わったことがとても嬉しかったです。また、入居者さんもすぐについた
という報告を受け、ここが自分の実家であることを誇らしく思いました。月に一度、掃除をしに通っていた時は、
処分することだけしか思いつかなかったですが、所有したままこのような活用ができることで、母も喜んでくれ、
勇気を出して進めていって良かったと思います。
【運用後】(キッチン)
【運用前】(リビング)
【運用後】(リビング)